鵲とジャイロボール
評論、エッセー、およびそれに準ずるモノ|2007/01/31(水) 23:23:58
〜Yが「やりたいな〜、誰か買ってくれないかな〜」と言っていたのを思い出す。〜
こんばんは、鵲です。
昨日パジャマを洗濯したのですが夜になっても乾かなくて、結局2,3回仮眠をとっただけで今朝の補講に出ることになりました。教訓:洗濯は計画的に。
さて、今日はたぶん初めてのスポーツ系等の話題。Yahoo!のスポーツトピックスを見ていたら、こんな記事を発見しました。
松坂はジャイロを投げるのか
”ジャイロ”。わしにとっては懐かしい響です。
野球好きの方はすでにご存知かと思いますが、ジャイロボールは近年注目を浴びている球です。最近ではパワプロでも取り入れられたらしいと聞いています。マンガ「MAJOR」でも出てきたのでソチラで知ったという方も多いかと思います。(この「MAJOR」。ストーリーは結構スポ根的なところがありますが、絵柄が整っているせいか汗臭さよりもさわやかさを感じる作品だと感じました。)
さてと、前置きはこのくらいにして、実はわし高校時代からジャイロボールの習得を意識して参りまして、1〜2割程度の確率でジャイロ回転の球を投げることができるようになりました。ちょっとジャイロボールを名乗るにはお粗末なので「ジャイロもどき」なんですが…。大した野球経験のない(小学校3〜6年まで)わしですら、ジャイロ回転の球(4シーム)は投げられるようになったので、パワプロでジャイロを習得するよりは実際のところ簡単なんじゃないかと思います。
まぁ、実際聞いた話だとそこいらの学生がポイポイ投げているそうなので、今となっては対して珍しい球ではないと言うのが本当の所のようです。
ところで、さきのYahoo!のトピックスにあった記事を読むと随分と皆様「ジャイロ」という名前にご執着の様です。絶対無敵の秘密兵器か何かだと思っているのではないかと少々不安になります。たしかに新聞の紙面を賑わす手段としてはどの国においても魅力的なキーワードであるということは間違いなさそうです。
先の記事でもジャイロボールという名称の定義があやふやであることが書かれています。どうもそれはジャイロボールを世に広めることとなった「魔球の正体」という本(わしもお世話になりました。)にあるようです。たしか流体力学の権威・姫野龍太郎氏と「ピッチングの正体」「バッティングの正体」を手がけた手塚一志氏の共著だったと思うのですが、その2人の間でさえ「ジャイロボール」の定義が異なるので当然といえば、当然でしょう。
もっとも、それはこのお二方の立場の違いにあると思います。極端に言ってしまえば「流体物理の観点から見れば、重要なのは進行方向と回転軸。スポーツの観点から見れば、重要なのは競技における効果。」となるわけで、姫野氏がやや物理よりで手塚氏がややスポーツよりだと考えれば、意見の相違にも納得がいく。と勝手に納得しています。
では、ジャイロボールはどうあるべきなのでしょう。まぁ、こんな発見者でもない1シロートが大それたことは言えませんが、おそらくは「マスコミがどちらの解釈を取り入れるか」にかかっていると思います。
何しろジャイロボールはおそらくは新世代の球だからです。それまでの変化球はピッチャーが積極的にボールに与えた動きに対するボールの挙動として時間をかけ、経験的に見出されたものです。従って、ボールに明確なアクションが存在するので現象として多くの人が確認した上で、名前が広がったと考えられます。
一方でジャイロボールはピッチャーの無意識的な動きとその結果に物理の光を当ててはじめて見出されたわけです。従って、ボールは明確なアクションを示さない上に、おそらくは史上初めて実際目にできる現象よりも先に学術的、原理的に世間に広まったボールではないかと思います。その上で発見者の見解に相違があるのならば、あとは情報の受け手であるわしたちが判断するより他ないでしょう。そして、わしたちが受け取る情報を発信するのは大概マスコミなわけですから、当然何をジャイロボールと呼ぶかはマスコミにかかっているといわざるを得ないでしょう。
そんなわけで、ジャイロボールの行く先はどうもマスコミが握っていそうです。もちろんジャイロから派生した変化球がこれから現れる可能性は十分にありますが、少なくとも世間が認識するジャイロボールはそうなりそうな気がします。個人的な希望を言うならば、どうか本質を失ってブルースカイフォークみたいな存在にならないで欲しいなぁと思います。
まぁ、先のお二方が統一見解を出してくださるのが一番ありがたいんですけどね。
こんばんは、鵲です。
昨日パジャマを洗濯したのですが夜になっても乾かなくて、結局2,3回仮眠をとっただけで今朝の補講に出ることになりました。教訓:洗濯は計画的に。
さて、今日はたぶん初めてのスポーツ系等の話題。Yahoo!のスポーツトピックスを見ていたら、こんな記事を発見しました。
松坂はジャイロを投げるのか
”ジャイロ”。わしにとっては懐かしい響です。
野球好きの方はすでにご存知かと思いますが、ジャイロボールは近年注目を浴びている球です。最近ではパワプロでも取り入れられたらしいと聞いています。マンガ「MAJOR」でも出てきたのでソチラで知ったという方も多いかと思います。(この「MAJOR」。ストーリーは結構スポ根的なところがありますが、絵柄が整っているせいか汗臭さよりもさわやかさを感じる作品だと感じました。)
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さてと、前置きはこのくらいにして、実はわし高校時代からジャイロボールの習得を意識して参りまして、1〜2割程度の確率でジャイロ回転の球を投げることができるようになりました。ちょっとジャイロボールを名乗るにはお粗末なので「ジャイロもどき」なんですが…。大した野球経験のない(小学校3〜6年まで)わしですら、ジャイロ回転の球(4シーム)は投げられるようになったので、パワプロでジャイロを習得するよりは実際のところ簡単なんじゃないかと思います。
まぁ、実際聞いた話だとそこいらの学生がポイポイ投げているそうなので、今となっては対して珍しい球ではないと言うのが本当の所のようです。
ところで、さきのYahoo!のトピックスにあった記事を読むと随分と皆様「ジャイロ」という名前にご執着の様です。絶対無敵の秘密兵器か何かだと思っているのではないかと少々不安になります。たしかに新聞の紙面を賑わす手段としてはどの国においても魅力的なキーワードであるということは間違いなさそうです。
先の記事でもジャイロボールという名称の定義があやふやであることが書かれています。どうもそれはジャイロボールを世に広めることとなった「魔球の正体」という本(わしもお世話になりました。)にあるようです。たしか流体力学の権威・姫野龍太郎氏と「ピッチングの正体」「バッティングの正体」を手がけた手塚一志氏の共著だったと思うのですが、その2人の間でさえ「ジャイロボール」の定義が異なるので当然といえば、当然でしょう。
もっとも、それはこのお二方の立場の違いにあると思います。極端に言ってしまえば「流体物理の観点から見れば、重要なのは進行方向と回転軸。スポーツの観点から見れば、重要なのは競技における効果。」となるわけで、姫野氏がやや物理よりで手塚氏がややスポーツよりだと考えれば、意見の相違にも納得がいく。と勝手に納得しています。
では、ジャイロボールはどうあるべきなのでしょう。まぁ、こんな発見者でもない1シロートが大それたことは言えませんが、おそらくは「マスコミがどちらの解釈を取り入れるか」にかかっていると思います。
何しろジャイロボールはおそらくは新世代の球だからです。それまでの変化球はピッチャーが積極的にボールに与えた動きに対するボールの挙動として時間をかけ、経験的に見出されたものです。従って、ボールに明確なアクションが存在するので現象として多くの人が確認した上で、名前が広がったと考えられます。
一方でジャイロボールはピッチャーの無意識的な動きとその結果に物理の光を当ててはじめて見出されたわけです。従って、ボールは明確なアクションを示さない上に、おそらくは史上初めて実際目にできる現象よりも先に学術的、原理的に世間に広まったボールではないかと思います。その上で発見者の見解に相違があるのならば、あとは情報の受け手であるわしたちが判断するより他ないでしょう。そして、わしたちが受け取る情報を発信するのは大概マスコミなわけですから、当然何をジャイロボールと呼ぶかはマスコミにかかっているといわざるを得ないでしょう。
そんなわけで、ジャイロボールの行く先はどうもマスコミが握っていそうです。もちろんジャイロから派生した変化球がこれから現れる可能性は十分にありますが、少なくとも世間が認識するジャイロボールはそうなりそうな気がします。個人的な希望を言うならば、どうか本質を失ってブルースカイフォークみたいな存在にならないで欲しいなぁと思います。
まぁ、先のお二方が統一見解を出してくださるのが一番ありがたいんですけどね。



