日記っぽいもの|2009/11/25(水) 01:29:49
〜一応熱下がった。〜
連休寝て潰れたぞ、こんちくしょー、こんばんは、鵲です。
昔は風邪で休んでいても元気に作業したりできたのにこの歳になると本当に何もできなくなってしまった。哀しいけれどこれが歳というヤツに違いない。一応熱は下がって頭痛もなくなったので平常運転に戻ってますが、微妙にフワフワした感じが抜けません。まぁ一日20時間近く寝て過ごしてれば当たり前か。
〜はやぶさ(第20号科学衛星MUSES-C)に感じる設計の良さ〜小惑星探査に行って戻ってきているはやぶさ。満身創痍ってもんじゃねーぞってくらいアチコチ壊れたりしながら頑張って?もどってきているわけです。地球を出発したのが2003年でいろいろあって来年戻ってくるとかって聞くと宇宙のスケールを感じてしまいます。まぁ単純にスゲーというだけなら紹介している動画がゴロゴロしていてわかりやすいのでソチラを観ていただくことにして、わしが思ったのは設計の良さ。ご都合主義?はじめから頑張れ?なんというナンセンス。
動画では「こんなこともあろうかと」と言ってはいるけどさすがにここまで複雑に問題が絡み合った状態で尚、ミッションを続けられる状態にあることは考えてなかっただろうな、なんて思います。が、やはりギリギリの制約の中で考えに考えられた設計というのはすごいものだと思います。
特に個人的にスゴイと思うのは今回の窮地を救ったというニコイチエンジンを可能にした1個のダイオードと制御不能のみそすり運動から回復した回転軸が機体の中心を貫くようにした設計。
ギリギリの中積み込んだダイオード(個人的にどの程度ギリギリだったのか気になる。)使うことになって「こういうことを想定していたのか?」と訊かれて「そうだ」と言える素晴らしすぎる設計。もちろん、あくまで緊急時用だからイオンエンジンの状態を把握するのに必要な電位とかを感知することはできないらしいし、その上地上では原理的にテストできないからテストなしのぶっつけ…けれども、そんなギリギリでも動くように設計されている。
後者の回転軸の件は考えようによっては基本かも知れないけれど、厳しい制約の中でそれを守り続けるのはそんなに簡単なことではないはず。まさに設計の勝利(帰ってこられればだけど)。
金かけてポイだと思われかねない宇宙関連の事業だけれども、これほどまでに練りに練られていることを世間に知らしめられる機会はそうもない。(実際、かなりの幸運と偶然で助かった場面もあるし、今回のニコイチエンジンも今の位置で起きたからこそできたという運要素を含んでいるそうな。)これだけの危機を最高峰の設計と神がかり的な運用と奇跡に等しい運でここまで乗り切ってきた「はやぶさ」。たしかにトラブルなくことが進めばそれに越したことはない。それでも起きてしまった万が一を運に助けられながらも、技術をもって克服していく姿は、宇宙が過酷で遠いこの時代、まだ美談でも良いとわしは思います。
要約すると、
わしなんて某プロジェクトで一回15万くらいする試験を3回ほど自分の設計・作成したパーツ破損でおじゃんにしているので、はやぶさの設計のすばらしさに涙がちょちょぎれる想いですます。金かけてポイじゃないところを魅せる千載一遇のチャンスだし、ぜひとも戻ってきて技術立国の技術者・研究者の意地と誇りをぜひ国民に見せつけて欲しいと遠い空に祈るのでした。
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